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ぽとふ保育園を運営するソーシエグループって?働く魅力や制度について事業長へインタビュー

今日は、保育・就労事業部 事業長の神戸さんに、ソーシエグループの働き方、そしてぽとふ保育園の働き方についてインタビューしました。
他事業を展開するソーシエグループで働くからこその魅力や、メリットを教えていただきました!

——まずは、ソーシエグループ、そしてぽとふ保育園について教えてください。

はい。ソーシエグループは、「教育福祉事業」と「飲食事業」の2つの柱を軸にし、現在は、10ブランド・30店舗以上を、東京・神奈川エリアに展開しております。
教育福祉事業は、通所介護施設や小規模保育園、英会話教室などの運営を、飲食事業は、フランチャイズやオリジナルブランドの店舗を複数運営しています。

相互に培ったノウハウを活かし、幅広い事業展開を行なっているからこそ、これだけの良質なサービスを提供することができています。

当社のミッションは、「人の「できる」を増やす。」。一人ひとりのお客さまの心に寄り添い、ともに歩むことで「できる」を増やし、世の中のすべての人が豊かな人生を送れるよう、お手伝いいたします。
お客さまの「できる」を増やすお手伝いをすることで、働く社員たちの「できる」が増えることにもつながります。ソーシエグループに関わるすべての人の「できる」を増やしていくことが、より良い未来を切り拓いていけると考えています。

ぽとふ保育園は、0〜2歳を対象とした小規模保育園です。「子どもたちの自然な笑顔のために」という理念のもと、一人ひとりの個性を尊重し、優しさと愛情を持って接しています。
そして、大切なお子さんをお預かりするということは、保護者の方にとっても安心できる場所でなければいけません。ぽとふ保育園に関わる、すべての人の「自然な笑顔」を大切にしながら運営しています。
また、企業主導型保育園「びすけっと 東戸塚」も運営しています。

——ソーシエグループで働く魅力を教えてください。

やはり他事業を運営していることで、より広い視座や視野を持って働けるというのは強みだと思います。
保育園や幼稚園を運営している企業は、保育事業のみを展開していることがほとんどです。
そうすると、保育事業という視点に凝り固まってしまっているなという印象を受けることもあります。

一方、ソーシエグループは、複数の事業を展開しているため、より広い視点を持った保育園運営を行うことができていると感じています。
他の事業の情報を得ることで、世の中の情勢やトレンドを知ることもできますし、時にはそれらを保育園の運営に生かしたり、参考にすることもあります。
直接的なつながりはなくても、社内SNSなどの間接的な交流はあるので、働いている人にとっては刺激になるし面白いと思いますよ。

特に、保育業界で長く働きたい、キャリアを積みたい、と思っている人ほど、広い視座や視野を持つことは大切ではないでしょうか。
現場の考えと、運営会社の考えというのは、ぶつかることも多いです。それは悪いことではなく、よりよい運営の実現のためには必要なことだとです。
しかし、長年現場で働いていれば、考え方も凝り固まってしまう。これは仕方ないことだと思います。なぜなら、広い視座や視野を持ちながら働けるような環境がないことが多いからです。

そもそも、運営会社という存在を知らない保育士さんも多いと思います。会社や組織の仕組みを、働く現場の人も学ぶことができた方が、もっと働きやすくなるはず。

そういった意味では、ソーシエグループで働いていると、他事業部の人の話を聞いたり、働いている様子を知る機会が多いので、学ぶ価値は大いにあると思います。 少しでも社会について知識があると、自分の人生も変わってきますよね。例えば保育士を辞めて違う仕事に就く、ということになっても、それまで得た知識や経験が必ず生きるはずです。

——他の事業部とは交流がありますか?

コロナ禍になる前は、「ソーシエを知る会」という事業交流会や、中期経営計画を開催していました。
「ソーシエを知る会」では、自分達の事業について紹介したり、他の事業の人に話を聞き、内容をレポートにまとめて発表したりと、かなり有意義な交流会でしたね。
中期経営計画では、各事業部だけでなく、会社そのものについて知る、考えることができる場として保育士さんたちにとっても学びになっていたと思います。
いずれ落ち着いたら、どちらも再開できたらいいと私は思っています。

ご縁があってソーシエグループで働いていただくのであれば、やはりソーシエグループの中にある「ぽとふ保育園」、という考え方を持っていただけたら良いなと思っています。
けれど普段の業務の中でそういったことを知ったり学んだりすることは難しいので、やはり社内の交流会や勉強会、イベントなどは積極的に参加してほしいですし、会社としても取り組んでいきたいですね。
今は情勢をみて、ということになってしまいますが・・・

——ソーシエグループならではの働き方はありますか?

特徴的な制度として、「識学」というものを導入しています。簡単にいえば、会社の中のルールのようなものですね。世の中の交通ルールと同じもの、と面接時にはよく説明しています。例えば、青だったら渡りますし、赤だったら止まりますよね。交通ルールがあるから、事故を防ぐことができています。

会社も同じようにルールを決めることで、社内で発生しうる事故を未然に防ごう、というのが識学です。例えば、姿勢のルールや挨拶、発言に対して反応する、陰口や悪口を言わない、などという具体的なルールがあり、それらを守っていくことで、働きやすい環境づくりを目指しています。

また、評価制度も導入しました。これも保育事業に携わる企業で導入しているところは少ないかもしれません。
評価制度はそれぞれの役職に役割定義を設定し、それらの役割が達成できているかということを評価します。独断的な判断にならないよう、保護者の方からのご意見なども参考にしています。
ここで詳細は話せませんが、公平に評価できるような内容になっているので、働く保育士さんにとっても、自分を客観的に省みることができるようにしています。

——あまり他社にない制度かと思いますが、導入時の反応はどうでしたか?

識学を導入した当初は、現場では戸惑っている保育士さんが多く見受けられました。でも仕方ないですよね。保育士さんたちの気持ちもわかります。保育の現場に識学を導入している企業はなかなかないと思います。
現場が混乱することは想定していたので、繰り返し話をして理解してもらうことに努めました。
時間が経つにつれ、現場の保育士さんたちの理解が進んだことや、慣れもあり、今ではみなさん問題なく動いていただけています。

特に園長先生方はかなり頑張ってくれました。園の管理職として、今まで以上に動いてくれるようになり、今では新任の園長先生へのフォローなども行ってくれるので、非常に頼もしいです。
ぽとふ保育園では、リーダー園長という制度があり、他の園長先生や新任の園長先生のフォローなどをお願いしています。他にも月に1度園長会議を実施したりと、園の垣根を越えてコミュニケーションや連携が取れるような環境づくりを心がけています。

——「姿勢のルール」について教えてください。

姿勢のルールとは、働く上でお互いに気持ちよくコミュニケーションをとれるように定めたルールです。
「挨拶をする」、「朝礼を実施する」、「遅刻はしない」、「リアクションはする」、「批判・悪口・陰口は言わない」といったルールがあります。
さらにそれぞれのルールの中でも細かく決まっています。例えば、挨拶をする場合は、必ず相手の名前を言うことや、お辞儀の角度など、識学の完全結果に基づいて具体的なアクションを決めています。

自分達のためにやってもらっているというのもありますが、広い視野で考えれば、企業として評価してもらうという目的もあります。
保育園を利用してくださる保護者の方や、仕事の関係者の方が、我々が姿勢のルールに取り組んでいる姿を見て、ぽとふ保育園で働いている人たちって素敵だよね、運営しているソーシエグループってちゃんとしている会社なんだね、と思っていただく。そういった小さなことから、信頼や評価を得ることを目指しています。

細かいアクションを決めているとは言いましたが、やればできるようなことしか設定していません。「○○さん、おはようございます。」というのは、今日入社した人でもできますよね。 実際に現場で働く保育士のみなさんも、きちんと姿勢のルールを守って働いてくれています。お互いへの気遣いが、自分の働きやすさへと繋がっていくと思います。

——それぞれの取り組みによる効果はありましたか?

ルールや役割が曖昧ゆえに、人間関係のトラブルが頻繁にありましたが、識学や姿勢のルールを導入したことで、そういったことはかなり減りました。
もちろん人間なのでゼロというわけにはいきませんが、話し合うことで解決したり、事前にトラブルを防ぐ、などといったことができるようになりました。
協調性や、組織で働いているという認識がより高まった印象はあります。

特に姿勢のルールで設けている挨拶はかなり効果があったと、個人的には感じています。全員が意識して挨拶をすることで、仕事に対するスイッチも入りますし、全体の雰囲気も明るくなりますね。

——ぽとふ保育園ならではの取り組みはありますか?

そうですね。細かい話になってしまいますが、誕生日のお祝いなどは昔からやっています。誕生日の保育士さんへ、他の保育士さんがプレゼントを渡すんです。
その保育士さんの欲しいものを想像して、サプライズであげようという感じでやってもらっています。結構みなさん楽しみながら考えてくれますね。

また、保育事業部は今年度から年間表彰を始めました。評価制度とは別に、MVPや敢闘賞などを設け、選ばれた社員には特賞を渡しています。
どういう形式であれ、やはり一生懸命やってきたことを評価されるのは嬉しいですよね。
ほかの保育士さんも、自分の園の保育士さんが選ばれたのを知ると嬉しそうでしたし、全体的なモチベーションアップは感じました。
まだ始めたばかりなので、賞の枠や選考基準などを改善していく余地があると感じましたので、これからも続けていきたいですね。

また、企業主導型保育園「びすけっと 東戸塚」には自社枠があり、ソーシエグループで働く社員のお子さんをお預かりすることができます。(※条件あり)
自分が働いている企業が運営する保育園ですから、保育指針や保育内容などもよくわかると思いますので、より安心して預けていただけるのではないかと思います。

——最後に、応募者へメッセージをお願いいたします。

やはり保育事業だけでなく、あらゆる事業を展開している魅力というのは大いにあると思います。
今ある事業を伸ばしていくだけでなく、時流を見定め、新しい事業にも取り組んでいこうという考えがあり、まだまだ成長する見込みのある企業です。

こういうことに挑戦してみたいな、という意見も挙げやすい雰囲気ですし、会社としてもみなさんの挑戦を応援したいという考えがあります。 保育の仕事をもっと頑張りたい、新しい環境で挑戦してみたい、という方はぜひお気軽にお問い合せください。

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